ご家族様からのお手紙
3月に施設でお看取りをさせていただきましたご家族様から、七七日忌法要を終えられたご報告と感謝のお言葉が綴られたお手紙をいただきました
府中若松苑では、ご本人様・ご家族様のご意向に添い、最期まで施設でお過ごしいただけるよう看取りケアを行っております
施設に入所したときから「最期」のときはやがて必ず訪れるものとして、生活の延長線上にあることを職員一同常に意識し支援をしております
最期のときまで、人生の最終段階である今をどのように過ごし、ご本人様の尊厳ある生活をどのように支援をしていくか、施設職員はご本人様・ご家族様と一緒に考え寄り添いながら看取りケアに取り組んでおり、今回いただいたお手紙はとても励みとなりました
お看取りの後は、施設を出発される故人を職員でお見送りをしております
その際には、枕花と施設でこれまで撮影したお写真等も飾らせていただいております
お看取りケアを終えた後は「偲びのカンファレンス」を施設内で開催し、故人を偲び、看取りケアを振り返り課題や評価点等を話合っております
また、ご家族様に記載していただいたアンケートをもとに、今後の看取りケアに繋げられるよう前向きな検討をしております
看取りケアは職員にとり身体的・精神的にも負担が重く、強い無気力感や虚無感を抱いてしまうことがあります
カンファレンスにて職員の看取りケアに対する考えを深め、グリーフケアを目的としています
これまでも、ご葬儀後に感謝のお電話やお手紙をいただくことが多々ありました
これからも、生命過程を尊重する看取りケアに取り組んでまいります